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■選書 1

『トム・ピーターズの起死回生』トム・ピーターズ(著)仁平 和夫(翻訳) トム・ピーターズの起死回生
トム・ピーターズ(著)
仁平 和夫(訳)
価格(税込):¥1,680
単行本: 414p  (1998/06/30)
ティビーエスブリタニカ ; ISBN: 4484981092
 著者は経営コンサルタント会社マッキンゼーから独立した経営コンサルタントで経営学博士。米国一流企業だけでなく南米、ヨーロッパ、中東、東南アジアでビジネス展開する企業の経営コンサルティングも数多く手がけている。著者は人と違うことをやらなければ大きな成功はないといっている。人と違うことをやるには勇気がいるし、馬鹿にされ、拒絶され、市場で歓迎されるまで苦難の道を何年も歩くことになるとはっきり忠告する。本気でリーダーを志すなら、拒絶される苦しみに耐え、その苦しみに耐える覚悟をしろとも語っている。使命とビジョンを掲げ、巌(いわお)のごとき信念と尋常ならざる忍耐力、叩かれても挫けない人は、最後に世界を変えると言い切っている。(館長)

■選書 2

『ビジョナリー・カンパニー2』ジェームズ・C・コリンズ(著)山岡一(翻訳) ビジョナリー・カンパニー 2
ジェームズ・C・コリンズ(著)
山岡 洋一(訳)
価格(税込):¥2,310
単行本: 360p (2001/12/21)
日経BP出版センター ; ISBN: 4822242633
 本書は「良好」を超えて「偉大」な業績をあげている企業に共通する特徴とは何であるのか、偉大な業績と企業組織を作り上げる会社とそうでない会社にはどのような違いがあるのか、経営陣へのインタビューと膨大な内部資料をもとにその違いを分析したものである。米国上場企業1435社の中から選別された11社の超優良企業と、おなじようなビジネス環境と事業規模を持ちながら超優良企業になれなかった企業とを比較分析し、飛躍的な成長を可能にしたものとは何であったのかを解明している。偉大な企業を組織し、運営し、業績を上げるには何が必要なのか。わけのわからない経営理論や難解な経営学用語を使うことなく、だれにでも理解することができる分析結果が導き出されている。(館長)
■選書 3

『ディズニー7つの法則』トム・コネラン(著)仁平和夫(翻訳) ディズニー7つの法則
トム・コネラン(著)
仁平 和夫(訳)
価格(税込):¥1,470
単行本: 221p (1997/11/27)
日経BP社 ; ISBN: 4822240967
 著者はGE、モトローラ、モルガン・スタンレーの経営コンサルティングを務めたことのある経営コンサルタントで顧客満足の専門家として知られている人。本書は著者が米国ディズニーとそのテーマパークを観察し、ディズニーの企業理念とそれを支える経営システムを明らかにしようとしたものである。5人の架空人物がディズニーのテーマパークを調査しながら7つの法則を探し出していくというストーリ展開を持たせてあるので読みやすい。ディズニーを顧客満足の見本として何を学び、どう見習えばよいのか7つの法則を提示しその活用と応用方法を5人の架空人物が紹介していく。巻末には付録として「リーダーのツール・キット」があり、7つの法則をどう職場に活用すればよいかが解説されている。(館長)

■選書 4

『ビジョナリー・カンパニー』ジェームズ・C・コリンズ(著)山岡洋一(翻訳) ビジョナリー・カンパニー
ジェームズ・C・コリンズ ジェリー・I・ポラス(著)
山岡 洋一(訳)
価格(税込):¥2,039
単行本: 469p (1995/09/29)
日経BP出版センター ; ISBN: 4822740315
 著者のジェームズ・C・コリンズはスタンフォード大学教授でマッキンンゼー&カンパニー、ヒューレット・パッカードの元社員。ジェリー・I・ポラスはスタンフォード大学教授で米国陸軍、ロッキード、ゼネラル・エレクトリックを経て教授になった人。本書は米国内で成長し続けているビジョナリー・カンパニー18社の特徴を分析したものである。18社の設立過程、企業理念、企業文化を詳細に調べあげながら、その成功要因を探る。18社のビジョナリー・カンパニーと同時期に設立された同業種の競合優良企業18社と比較しながら、その違いを浮き彫りにしている。全10章のうち9つの章に「CEO、経営幹部、起業家へのメッセージ」が設けられており、ビジョナリー・カンパニーを築くためには何を、どうすればよいのかが示されている。(館長)

■選書 5

『指導者の条件』松下幸之助(著) 指導者の条件
松下 幸之助(著)

価格(税込):¥1,124
単行本: 230p  (1975/12/01)
PHP研究所 ; ISBN: 4569509746
 本書は古今のすぐれた指導者のあり方について調べ上げたものに松下幸之助が自分の考え方を書き加えたもの。日本と中国を中心に102の事例を取り上げ、人を指導する人間に必要とされる条件を明らかにしている。102の事例として登場するのは聖徳太子、孔子、勝海舟などすべて一流人物である。経営者や指導者はもちろんのこと、一流の人物から学び、自分なりに考え、生かし、成長したいと思えば「一流の条件」として読むこともできる。指導者となり、新たな時代をつくり、指導する立場になる人間に求められる一番の要諦は、何よりも「熱意」であると幸之助はいう。歴史に名を残した先人たちの偉業を取り上げるため、すべての条件を完璧にこなすことなど不可能だが、真の指導者にはすべての条件が要求されることになるだろうと幸之助は書き残している。(館長)

■選書 6

『エンデュアランス号』キャロライン・アレグザンダー(著)畔上司(翻訳) エンデュアランス号
キャロライン・アレグザンダー(著)
畔上 司(訳)
価格(税込):¥3,780
単行本: 356p  (2002/09/17)
ソニーマガジンズ ; ISBN: 4789719219
 本書は2年間の南極漂流をへて無事生還したエンデュアランス号南極探検隊についてまとめたもの。隊長サー・アーネスト・シャクルトンの天才的なリーダーシップだけに光をあてるのではなく、個性溢れる28名の隊員ひとり一人に光をあてているのが特徴。南極探険隊の写真記録担当フランク・ハーレーが残した130枚以上にわたる写真記録が載せられており、雄大な氷山、チェスに興じる隊員、分厚い氷盤に閉じ込められ押しつぶされていくエンデュアランス号の姿が写っている。シャクルトンの著書、隊員たちが書き残した日記、フランク・ハーレーの写真記録をもとに南極探検隊が直面した数々の試練、ぎりぎりまで追い詰められた隊員の心情、生死をかけた船出の瞬間を伝えている。(館長)

■選書 7

『最高経営責任者シェイクスピア』ノーマン・オーガスチン(著)仁平和夫(翻訳) 最高経営責任者シェイクスピア
ノーマン・オーガスチン ケネス・エーデルマン(著)
仁平 和夫(訳)
価格(税込):¥1,575
単行本: 246p  (2001/01/21)
日経BP社 ; ISBN: 4822242161
 本書は約400年前にシェイクスピアが書き残した5つの作品をとりあげ、現代にも通じるビジネスエッセンスを抽出したもの。シェイクスピアが生きた時代から人間の本質は何もかわっていないと著者らはいう。シェイクスピアが書き残した多くの作品には、現代にも通じる人間の営みがたくみに描かれおり、リーダの資質、変化への対応、目標設定、リスク管理、危機への対処の本質は何もかわることがない。圧倒的に不利な戦況でヘンリー5世がなぜ勝利できたのか。ペトルーチオはいたずらに不幸を嘆かず、目の前にひらけたチャンスをどう掴んだのか。歴史に名を残すことができなかった人とジュリアス・シーザーはどこが違っていたか。時間と空間を超えて存在する不変の教訓が示されている。(館長)

■選書 8

『史上最強のリーダーシャクルトン』マーゴ・モレル(著)高遠裕子(翻訳) 史上最強のリーダー シャクルトン
マーゴ・モレル ステファニー・キャパレル(著)
高遠 裕子(訳)
価格(税込):¥1,575
単行本: 308p  (2001/08/17)
PHP研究所 ; ISBN: 4569617603
 本書はエンデュアランス号の南極探険(1914〜16年)を題材に、危機管理や緊急時のリーダシップについてまとめられたもの。2年間の南極漂流をへて無事生還した南極探検隊員たちの日記と手記から隊長サー・アーネスト・シャクルトンの実像に迫っている。シャクルトンが自ら書き残した著書、家族や学者によって収集された文献、隊員たちが書き残した日記や手記をつきあわせ、シャクルトン流の危機管理やリーダシップとはどんなものであったのか明らかにしている。シャクルトンはどのようにして隊員たちをひとつにまとめたのか、協調性のあるチームをどうつくったのか、絶望のなかでどうやってやる気を引き出したのか、仕事にユーモアや楽しさを取り入れることにどんな効果があるのか解明している。(館長)

■選書 9

『商いの道』伊藤雅俊(著) 商いの道
伊藤 雅俊(著)

価格(税込):¥480
文庫: 217p  (2001/01/19)
PHP研究所 ; ISBN: 4569575056
 著者はイトーヨーカ堂の創業者。本書は、商人として生きるとはどういうことを意味し、何に気をつけなければならないのか。「商道」を紐解きながら「商い」の本質を探っていく。「商い」という行為には、人を愛すること、物をつくりあげることと同じ感動があるのだと著者はいう。顧客に信頼され、支持されるだけでなく、安心感と満足感を味わってもらうこと、心から感謝し感謝されること。「商い」の基本は人間としての基本であり、その当たり前の実践でしかないのだと。懸命に努力して掴み取った成功でも、決して慢心するなともいう。謙虚に感謝する心を忘れ、慢心すれば苦労して積み上げてきた信用が吹き飛ぶ。時代は常に動き、社会は変化していくもの。怖れや不安を持ち続けながらも、挑戦する心は忘れてはならないと語っている。(館長)

■選書10

『経営者の条件』ピーター・F・ドラッカー(著) 経営者の条件
ピーター・F・ドラッカー(著)
上田 惇生(監訳)
価格(税込):¥1,529
単行本: 243p  (1995/01/26)
ダイヤモンド社 ; ISBN: 447832073X
 本書は仕事で「成果」をあげるためにはどのような能力が必要なのかを解明したものある。自らをマネジメントする必要のある人間は何を知り、何からスタートすればよいのか「身につけるべき5つの習慣的な能力」を提示している。得意なこと、できること、強みを基盤にして仕事を構築しなければ卓越した成果は望めないという。不得意なこと、できないこと、弱みを中心に据えて仕事をすることがどのような結果を生むのかも語っている。すべての基本は自分の時間がどのように使われているかを知ることからはじまるという。仕事の時間、プライベートな時間を管理しコントロールできるようにすることが何を意味し「成果」とどのような関係があるのか明らかにしている。(館長)

■選書11

『パラダイムの魔力』ジョエル・バーカー(著)仁平和夫(翻訳) パラダイムの魔力
ジョエル・バーカー(著)
仁平 和夫(訳)
価格(税込):¥1,427
単行本: 246p  (1995/04/10)
日経BP出版センター ; ISBN: 482274020X
 本書はパラダイムが持つ力とは何か、またその原理はどのようなものなのかを解明したものである。世の中には、ものの見方、物事のやり方が根底から変わることがしばしばある。それを「パラダイムの変化」だと解説したうえで、このような変化は予見できるし、創りだすこともできると著者はいう。過去は変えられないが、いまの時間の使い方次第で将来は変えられる。きたるべき社会を予見することができれば、新環境への準備を整えることができる。そうすれば、予見できない者との差が生まれ、チャンスが生まれるのだと。「パラダイムの変化」は量的な変化ではなく、質的な変化であり、データとして表れる頃には新体制は確立している。新しいパラダイムを見つけ、大きなチャンスをつかむには、自らの直観を信じ、過去を捨てて「飛び込む」勇気がなければならないと語っている。(館長)

■選書12

『ディズニー伝説』ボブ・トーマス(著)山岡洋一(翻訳)田中志ほり(翻訳) ディズニー伝説
ボブ・トーマス(著)
山岡 洋一 田中 志ほり(訳)
価格(税込):¥1,890
単行本: 437p  (1998/12/14)
日経BP社 ; ISBN: 4822241386
 本書は娯楽を超え、世界中の人々に愛されるディズニー社の創業物語。スタジオ経営に徹した兄のロイ・ディズニーに光をあて、ディズニーアニメがどのように世界中に配給されていったのか、ディズニーランドはどのようにして生まれたのかを明らかにしていく。弟のウォルト・ディズニーが20歳で設立したラフォグラム・フィルム社の失敗と倒産。一文無しになった弟を励まし、勇気づけた兄のロイ。急成長するスタジオを共同経営し、制作資金をかき集め続けたロイ。見せかけでなく、「最高の作品」を追い続ける弟のウォルト。兄と弟との間に固く結ばれた信頼と愛情。だまされ、バカにされても決してもあきらめることのない決意と覚悟、人生を賭けた大勝負にひるむことなく挑戦し続けたディズニー兄弟の物語だ。(館長)

■選書13

『富のピラミッド』レスター・C・サロー(著)山岡洋一(翻訳) 富のピラミッド
レスター・C・サロー(著)
山岡 洋一(訳)
価格(税込):¥1,890
単行本: 371p (1999/10/29)
ティビーエスブリタニカ ; ISBN: 4484991160
 本書は資本主義が持つ長所と欠点を整理し、より豊かな社会を築くためには何が必要なのかを分析したものである。人間主体の頭脳産業が台頭するなかで企業、個人はどのような新環境に適応しなければならないのか、社会制度の歴史を紐解きながら新世界の姿を明らかにしていく。躍動する社会を築くためには、きたるべき新世界のビジョンを持ち、ビジョンに基づいて社会を再構築する力が必要になると著者はいう。欠点を知り、限界を認めることは、飛躍的な発展を可能にするともいう。過去の成功を破壊するリスクをとり、変わることにおそれず、ひるまない社会だけが、さらに強い社会になる。同じように企業、個人も過去の成功を破壊するリスクをとり、変わることができる者だけが、さらに強くなるのだと語っている。(館長)

■選書14

『バビロンの大富豪』ジョージ・S・クレイソン(著)大島豊(翻訳) バビロンの大富豪
ジョージ・S・クレイソン(著)
大島 豊(訳)
価格(税込):¥1,575
単行本: 252p  (2000/03/01)
キングベアー出版 ; ISBN: 4906638090
 本書は約3千年前、新バビロニア王国の黄金期(紀元前605年〜紀元前562年)に刻まれた粘土版の記録をもとに「バビロンの知恵」を現代に伝えるものだ。「バベルの塔」、「空中庭園」をはじめ数々の神殿を作ったといわれるネブカドネザル2世の治世が物語の背景となっている。古代遺跡から発掘された粘土版の翻訳から、ネブカドネザル2世のバビロンでは金融業が発達し、周辺地域からバビロンまで金を借りにくる者、利子による儲けで王侯並みの生活をする者がいたことがわかっている。本書では1934年に発見された5つの粘土版を中心に蓄財の「7つの知恵」、「5つの法則」を紹介している。多額の借金により奴隷として売られ、その後ラクダ商人として成功を収めた商人、そのラクダ商人に「バビロンの知恵」を授けた大富豪の物語だ。(館長)

■選書15

『資本主義の未来』レスター・C・サロー(著)山岡洋一(翻訳)仁平和夫(翻訳) 資本主義の未来
レスター・C・サロー(著)
山岡 洋一 仁平 和夫(訳)
価格(税込):¥2,243
単行本: 467p (1996/10/26)
ティビーエスブリタニカ ; ISBN: 4484961121
 本書は資本主義が抱える制度欠陥と、現代社会が直面している閉塞感とのあいだにどのような関係があるのか分析したものだ。冷戦終結後の資本主義がどのような危機を迎えているのか、混迷混乱する社会で企業、個人はどのように対処し、生きていけばいいのか社会制度の歴史を振り返りながら探っていく。著者は数々の大文明を滅ぼしてきた「経済の大地震」がいつ起きてもおかしくないという。国際社会を支えてきた社会制度はすでに機能せず、企業は労働者を大量解雇し、備えるべき新産業への準備はとられていないと分析する。何かがおかしいと感じるのは、社会が「断絶期」を迎えているからだという。いままでの価値観、政治経済、社会規範のすべてが調整局面にあり、変革への大きなうねりの中にいる。きたるべき新社会で生き残るためにはどうすればいいのか、資本主義の正体とは何なのか答えている。(館長)

■選書16

『ターボ資本主義』エドワード・ルトワク(著)山岡洋一(翻訳) ターボ資本主義
エドワード・ルトワク(著)
山岡 洋一(訳)
価格(税込):¥2,100<
単行本: 373p (1999/07/08)
ティビーエスブリタニカ ; ISBN: 4484991101
 本書は経済成長のための民営化、規制緩和、グローバル化を徹底的に推し進めることで実現されうる社会とはどのような社会なのか、成功のモデルとされるアメリカ社会の文化的特異性、宗教思想、社会制度の光と影をみながら、予測されうる社会像を描いている。あらゆる社会的制約を取り外し、経済的効率性のみを追求すれば経済は成長する。そんなことは、300年も前からわかっている事実であって新しい解決策でも特効薬でも何でもないと著者はいう。資本主義が持つ創造的破壊の力を最大限に引き出し、極限にまで高めれば全てがうまくいくなどという考え方は危険であり、多くの者にとっては得るものよりも失うものの方が大きい。解き放たれた創造的破壊の力は、急激な構造変化を引き起こし不平等の拡大、家族の崩壊、治安の悪化、社会の階層化を招くことになるだろうと警告している。(館長)
■選書17

『市場対国家(上)』ダニエル・ヤーギン(著)山岡洋一(翻訳) 市場対国家(上)
ダニエル・ヤーギン ジョゼフ・スタニスロー(著)
山岡 洋一(訳)
価格(税込):¥1,890
単行本: 397p (1998/11/18)
日本経済新聞社 ; ISBN: 4532162785
 本書は第二次大戦後の市場と国家のあり方が、どのような変遷をとげて現在にいたっているのかを分析したもの。14世紀からはじまるグローバル化は、世界大戦と東西冷戦によって中断されたものの、ひとつの世界、ひとつの市場に向かって動いていると著者らはいう。戦争によって破壊され、荒廃した経済を立て直すために導入された政府主導、国家主導型経済。大恐慌による大量失業者をなくすためにつくられた社会制度と社会組織。戦後復興とともに衰退し崩壊していった理念、思想、考え方がどのようなものであったのかを明らかにしている。東アジアの経済発展を刺激し、その模範となった日本の戦後復興とはどんなものであったのか。戦後日本をつくったソニーの盛田昭夫、ホンダの本田宗一郎が何をしたのか。信念、思想、哲学を持った指導者と指導力がどれほど重要なものとなったのかを検証している。(館長)

■選書18

『もうひとつの日本は可能だ』内橋克人(著) もうひとつの日本は可能だ
内橋 克人(著)

価格(税込):¥1,470
単行本: 241 p (2003/05/25)
光文社 ; ISBN: 4334973973
 本書は日本の指導者が引き起こした混迷混乱とアメリカ主導のマネー資本主義との関連を指摘したものである。単なる政権批判の書ではなく、戦前戦後一貫して温存され続けた悪癖と悪習がどこにあるのかを掘り下げていく。歴代の首相、政治家、学者、財界人たちが掲げた空虚な絵空事と幻想の数々。アメリカ主導のグローバリゼーションに追従し、組み込まれたことで生まれた大量失業とホームレス。すべての原因は、いい加減な政治指導者によって行なわれた「政治の結果」にすぎないのだと。人間を人間として扱わない社会、価格と効率のみを追求したことで失われた地域社会の絆。人間として生きること、暮らすことを追いやられた人間。人間として生き、誇りを持てる社会にするためには、日本人としての「心」を思い出し、「手渡しの文化」を大切にする商業を復活させ、社会に広げていくことだと語っている。(館長)

■選書19

『バブルの歴史』エドワード・チャンセラー(著)山岡洋一(翻訳) バブルの歴史
エドワード・チャンセラー(著)
山岡 洋一(訳)
価格(税込):¥2,520
単行本: 581p (2000/03/20)
日経BP社 ; ISBN: 4822241815
 本書は投機によって発生するバブル経済の形成とその崩壊過程を歴史的に考察したものである。古くは古代ローマ帝国に発生したとされるバブルから1989年の日本土地バブル崩壊、90年代後半のヘッジファンドバブルの破綻まで分析されている。投機は経済活動にとって「善」なのか「悪」なのかというテーマを中心に、良識ある人々がなぜ投機の魅力に取り込まれていったのか、その背景にある人間の貪欲さや飽くなきカネへの執着心が史実とともに描かれている。バブル経済を巧みに煽り利益を得た者とそうでない者、天国から地獄に落ちた数々の資産家や事業家がたどった最後の結末がどんなものであったのか、あまり知られることのない事実が数多く紹介されている。(館長)

■選書20

『「商い」から見た日本史』伊藤雅俊(著) 「商い」から見た日本史
伊藤 雅俊 斎藤 善之 網野 善彦(著)

価格(税込):¥1,265
単行本: 238p (2000/10/19)
PHP研究所 ; ISBN: 4569613217
 本書は日本での商業がいつはじまり、どのような発展をとげて現代に続いているのかを探ったもの。鎌倉、室町、江戸時代をへて蓄積された商業・金融の力量がどれほどのものだったのか、江戸の市場経済がどのように機能していたのかを明らかにしている。米本位体制という枠組みの中で、貨幣経済を発展させ、米の先物市場を開いた江戸。封建経済の枠組みを越えて全国展開した海商、金融・為替を業務とする両替商が築きあげた高度な信用制度など、市場原理に基づく競争激化とブランド化が進んだ江戸文化とは何か。明治政府が主導し成功させた近代化を下支えした日本独自の優れた産業・商業資本の伝統と流れがどういうものであったのか、現在も途切れることなく受け継がれる商人道とは何なのかが綴られている。(館長)

■選書21

『勇気ある経営』アイリーン・C・シャピロ(著)仁平和夫(翻訳) 勇気ある経営
アイリーン・C・シャピロ(著)
仁平 和夫(訳)
価格(税込):¥1,835
単行本: 348p (1996/08/08)
日経BP社 ; ISBN: 4822240592
 本書は流行の経営理論や経営手法を盲目的に取り入れ、自らの頭で考えようとしない経営姿勢や責任回避の態度がどのような結果を招くのかを指摘したものである。なんにでも効く「万能薬」など存在しないのであって、それは企業経営についても同じことが言えるのだと。現実を直視せず、選択肢も考えず、判断も決断もしない。自らの行動やその結果に責任をとろうとしない者、それは勇気のない者であって、経営者としての責任を果たしていない者だと著者はいう。誰も読まないミッション・ステートメント、夢も情熱も感じられないビジョン、それらはすべて勇気のない経営者によってつくられる。顧客の声を無視し、自分のところで扱っている商品やサービス内容すら知らない。このような態度は企業経営という飛行技術を、自らの手で破壊する態度なのだと警告している。(館長)

■選書22

『リチャード・ブランソン 勝者の法則』デス・ディアラブ(著)山岡洋一(翻訳)高遠裕子(翻訳) リチャード・ブランソン 勝者の法則
デス・ディアラブ(著)
山岡 洋一 高遠 裕子(訳)
価格(税込):¥1,470
単行本: 219p (2000/03/02)
PHP研究所 ; ISBN: 4569610064
 著者は英国在住の経済ジャーナリスト。本書は英国ヴァージングループ創業者であるリチャード・ブランソンの素顔と行動哲学に迫ったもの。ブランソン本人が書き下ろした「自伝」とは違い、ジャーナリストの客観的な視点で書かれている。10法則に分類してブランソン流のビジネススタイルを分析し、第8法則の「議論する前に行動を起こせ」ではヴァージンの実行力について掘り下げ、その意思決定スピードからリチャード・ブランソンの経営哲学を浮かび上がらせている。経済ジャーナリストである著者が英国階級社会で成功を収めているリチャード・ブランソンとそのヴァージングループから何を学ぶことができるか、どう応用することが可能なのか提示している。(館長)

■選書23

『チャンスを広げる思考トレーニング』ロザモンド・ストーン・ザンダー(著)田中志ほり(翻訳) チャンスを広げる思考トレーニング
ロザモンド・ストーン・ザンダー 他(著)
田中 志ほり(訳)
価格(税込):¥1,890
単行本: 271p (2002/07/15)
日経BP社 ; ISBN: 4822242943
 本書は「世の中はすべて作りものである」ということ前提に立って物事を考えてみる機会を提供してくれる一冊である。だれもが持っている創造性や可能性を最大限に引き出し、高めていくためには既存の枠組みや考え方にとらわれていてはいけないという。ひろく社会で共有されていると思い込んでいる「正義」、「美」、「ゼロ」などの抽象概念は、人間の頭の中だけにつくられる言葉の創造物であって実在する事実ではない。「限界」や「不足」すら、ひとつの解釈、ひとつの表現でしかないのだと。可能性を引き出し、創造性を高めるには「ものの見方」と「言葉の扱い方」に注意する必要があるともいう。著者らが長年にわたり研究してきた音楽教育、カウンセリング事例を織り交ぜながら具体的かつ効果的なトレーニング法を提示している。(館長)

■選書24

『ウェッジウッド物語』相原恭子(著) ウェッジウッド物語
相原 恭子 中島 賢一(著)

価格(税込):¥1,890
単行本: 173p (2000/02/20)
日経BP社 ; ISBN: 4822226794
 本書は1759年創業の陶磁器メーカー「ウェッジウッド」の代表的な製品から、創業者ジョサイア・ウェッジウッドの人物像を明らかにしたものである。約4年かけて開発されたという「ジャスパー」の断片、古代ローマの壺を再現した「ポートランドの壺」などを実物写真で紹介していく。イギリス産業革命を追い風に、ジョサイアはどのような理想を掲げて陶磁器をつくりはじめたのか、現代製品にも受け継がれるジョサイアの理念とは何か。2世紀を超えて輝き続けるウェッジウッドの陶磁器、そのひとつ一つのなかに継承される制作思想に光をあてる。イギリス、ストーク・オン・トレントの町に点在するジョサイアゆかりの地をたずね、「英国陶工の父」がどのような社会的環境から生まれ、ウェッジウッド社を設立し、現在にいたっているのかをだどっている。(館長)

■選書25

『人生を変える80対20の法則』リチャード・コッチ(著)仁平和夫(翻訳) 人生を変える80対20の法則
リチャード・コッチ(著)
仁平 和夫(訳)
価格(税込):¥1,680
単行本: 469p (1998/06/01)
ティビーエスブリタニカ ; ISBN: 4484981068
 著者は米国の大手経営コンサルティング会社であるベイル・アンド・カンパニー、ボストン・コンサルティング・グループを経て独立。自ら設立した経営コンサルティング会社「オデッセイ」で経営コンサルティング業を営む経営コンサルタント。本書は「パレートの法則」を応用してビジネスや社会生活の常識を捉え直したものである。著者の豊富な経営コンサルティング経験と持ち前の要領のよさを「パレートの法則」を使って理論化したものだ。第2部「実践・ビジネス篇」で経営コンサルタントの実務経験をもつ著者が「80対20の法則」の「ビジネスへの生かし方」(第3章)、「顧客を選ぶ」(第6章)を実際のコンサルティング事例を使って説明する。また第3部の「実践・生活篇」では「人脈の築き方」(12章)、「資産を増やす10の法則」を開陳している。(館長)

■選書26 

『競争の原理』堺屋太一(著) 競争の原理
堺屋 太一 渡部 昇一(著)

価格(税込):¥1,223
単行本: 227p (1996/09/25)
致知出版社 ; ISBN: 4884743970
 本書は競争することの本質とは何なのか、競争を排除した社会がどうなったのかを歴史の目で見つめ直したものである。多くの人々が信じる「常識」の正体とは、いったい何なのか、競争をなくした社会がどういう結末になったのかを対談をとうして明らかにしていく。競争を制限したり、競争それ自体をなくせば、必ず衰退し、崩壊につながるという。無駄を削り、不正をなくして、より豊かな社会をつくりあげていくには自由競争が必要になると指摘する。良貨が悪貨を駆逐するためには、競争することしかない。丸ごと滅びて消えたくなければ、熾烈な競争社会で生きぬく覚悟が必要になる。では、競争に強い国家、組織、人間とは何か。戦国日本を統一した織田信長、太平の世をきずいた徳川家康の違いを分析し、そこから結論を導き出している。(館長)

■選書27

『失敗の本質』戸部良一(著) 失敗の本質
戸部 良一 他(著)

価格(税込):¥800
文庫: 413p (1991/08/10)
中央公論社 ; ISBN: 4122018331
 本書は大東亜戦争における日本軍の失敗を見つめ直し、日本軍が持っていた組織特性、組織的欠陥とは何であったのかを分析したものである。ノモンハン事件、ミッドウェー作戦、ガダルカナル作戦、インパール作戦、レイテ海戦、沖縄戦でなぜ日本軍が大敗したのかを探っていく。西欧の近代的官僚制と日本独自の集団主義を融合させたハイブリッド軍隊を「組織」という切り口から失敗要因を抽出。日本軍が陥った失敗がどこで発生し、どのように放置または強化され、敗戦につながっていったのか明らかにしている。日露戦争で圧勝した明治の軍人。彼らがつくりあげたハイブリッド軍隊の強さとは何だったのか。奇襲作戦から生まれた白兵銃剣主義、大艦巨砲主義による艦隊対決思想が、やがて機能不全に陥り衰退、崩壊していったのはなぜか。失敗の本質を直視し、現代日本に受け継がれる悪習をあぶりだす。(館長)

■選書28

『』cover 失敗を生かす仕事術
畑村 洋太郎(著)

価格(税込):¥714
新書: 220p  (2002/03/01)
講談社 ; ISBN: 4061495968
 著者は1941年生まれの機械工学博士。工学院大学の教授を務めながら「失敗学」を研究する個人研究所を運営している。内容は大きく分けて3つ、「失敗を取り込んだものの考え方」、「失敗を取り込んだ組織運営」、「失敗を取り込んだ社会の考え方」にまとめられている。失敗とは何か、失敗をどのようにして捉えるべきか、失敗を仕事に応用する術が収められいる。身近な事例で「仮想演習」、「図式化」等の工学的アプローチを使った失敗分析手法が紹介されている。また高速増殖炉もんじゅのナトリウム漏れ、H2ロケットの打ち上げ失敗、三菱自動車のリコール隠しが起こった問題点を整理し、その背後にある原因と失敗の関係がを明らかにされている一冊である。(館長)

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