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通訳翻訳ビジネスレポート No.02 2002/07/21 投稿:プロ・パテント時代の通訳翻訳ビジネス
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◆━2002/07/21 第0002号━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

◇◇通訳翻訳ビジネスレポート◇◇
    http://www.ithouse.net/
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆


◇目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<投稿記事>
 ◆「高度情報通信ネットワーク社会でどう変わる」
 ◆「プロ・パテント時代の通訳翻訳ビジネス」

<書籍紹介>
 ◆『翻訳はいかにすべきか』柳瀬 尚紀(著)

<編集後記>
 ◆「梅雨明け」

<投稿原稿募集要項>
 ◆「あなたのご意見大募集中!」


<= 投稿記事 =>―――――――――――――――――――――――――――――――

■■………………………………………………………………………………………………
■◇「高度情報通信ネットワーク社会でどう変わる」
■■………………………………………………………………………………………………

 6月18日、日本政府IT戦略本部から「e-japan重点計画2002」が公開され
た。「e-japan重点計画」とは日本が「2005年に世界最先端のIT国家となる」
ために2001年1月「e-japan戦略」で掲げられた国家戦略だ。現在、昨年3月に
成立した「高度情報通信ネットワーク社会形成基本法」(IT基本法)のもと高度情
報通信ネットワーク社会推進戦略本部が中心となり官民の総力を結集して「世界最先
端のIT国家」を目指している。

 「世界最先端のIT国家」という国家ビジョンのもと高度情報通信ネットワークが
整備された日本社会において通訳翻訳ビジネスどうなるのであろうか?。「e-japan
重点計画2002」で描く世界最先端のIT国家「にっぽん」を想像しながら通訳翻
訳ビジネスの未来を探ってみることにする。

 冒頭で「IT革命は産業革命に匹敵する歴史的大転換を社会にもたらすものである
。産業革命が世界を農業社会から工業社会に移行させたように、情報通信技術の活用
が、情報流通の時間を劇的に低下させ、密度の高い情報のやり取りを容易にし、世界
規模での急激かつ大幅な社会経済構造の変化を生じさせることとなる。この結果、世
界は工業社会から高度情報通信ネットワーク社会、即ち情報と知識が付加価値の源泉
となる社会に急速にいこうしつつある。」

[続きは詳細記事から]

 ◇詳細記事
  http://www.ithouse.net/japanese/column/doc/20020720.htm


■■………………………………………………………………………………………………
■◇「プロ・パテント時代の通訳翻訳ビジネス」
■■………………………………………………………………………………………………

 7月3日、政府の知的財産戦略会議から知的財産戦略が公開された。知的財産戦略
大綱は「知的財産の創造のより一層の推進と、その適切な保護・活用により、我が国
経済・社会の活性化を目指す具体的な改革工程を示し、「知的財産立国」の実現に向
けた道筋を明らかにし、さらには、我が国の明るい未来を切り拓く政府の決意を表明
」したものだ。この知的財産戦略大綱はプロ・パテント時代の通訳翻訳ビジネスを展
望する上で示唆に富むものとなっている。

 まず、知的財産には特許、商標、意匠、著作権、営業秘密(製造ノウハウ)などが
ある。具体的にはコンピュータプログラム、ブランドファッション製品、車のモデル
、音楽、小説といったものである。日本における知的財産を取り巻く状況について、
日本貿易保険理事長の荒井氏は「基本特許がない、特許の貿易が赤字、特許や著作権
が侵害され、にせものの被害が深刻だ」としている。そして現在の日本は「知財後進
国」であると3月20日の知的財産戦略会議で主張した。

 日本が「知財後進国」である原因のひとつとして考えられているのが米国に比べ約
ニ十分の一となっている大学からの特許出願件数および特許取得件数だ。そのために
大学における先端技術の研究開発・特許取得とその活用のための取り組みを強化する
とともに産官学連携を推し進め、大学が基本特許の工場としての役割を果たすよう、
初等・中等教育の段階から創造性を発揮させる教育を施し、豊富な知的財産を生み出
す環境を整えることが急務であるとしている。

[続きは詳細記事から]

 ◇詳細記事
  http://www.ithouse.net/japanese/column/doc/20020721.htm


<= 書籍紹介 =>―――――――――――――――――――――――――――――――

■■………………………………………………………………………………………………
■◇『翻訳はいかにすべきか』
■■………………………………………………………………………………………………

【著者】柳瀬 尚紀
【出版社】岩波書店
【発刊年月】2000年1月1日
【本体価格】660円 (税抜き)
【ページ数】214p
【ISBN】4004306523

──────────────────────────────────────
翻訳した外国語の原文を言訳に持出して泣言をならべるのを、しばしば見かける。翻
訳者が「飜譯文」として自立していないものを世に送り出したことを懺悔したところ
で、それはただたんにみっともない。
                             本文3pより抜粋
──────────────────────────────────────

 出版翻訳、文芸翻訳についての翻訳論が展開されているが、二葉亭四迷など先達の
優れた翻訳作品を手掛かりに翻訳テクニックを述べるではなく「翻訳という行為」と
は何なのかを問う一冊。

 第3章「翻訳の姿勢」では堀口大學、澁澤龍彦、吉田健一の翻訳に対する姿勢がそ
れぞれ『堀口大學全集』、『澁澤龍彦翻訳全集』、『吉田健一書作集』から紹介され
ている。

 『吉田健一書作集』からの引用文では、吉田健一が翻訳業を始めた昭和22年(1
947年)頃の出版業界についての記述があり、駆け出し翻訳者としての吉田の回想
と後悔の念が紹介されている。

 ◇通訳翻訳に関連する書籍を紹介
   http://www.ithouse.net/japanese/bookshop.htm


<= 編集後記 =>―――――――――――――――――――――――――――――――

■■………………………………………………………………………………………………
■◇「梅雨明け」
■■………………………………………………………………………………………………

 通訳翻訳館 編集部のひらいわです!

 東京は梅雨明けしました。熱い夏の始まりですね。セミの声も聞こえてくるように
なりました。扇風機も大活躍中です。東京はとにかく暑いですね。ここ数年は特は気
温が異常に上がっています。

 いわゆるヒートアイランド現象というものです。やはり都会は緑が少ないからでし
うね。さすがにこれではいけないということで行政もやっと動きだしたようですが。
都会の緑は大切にしないといけないなと思います。

 翻訳の場合、在宅でお仕事されている方が多いわけで、夏場の冷房調節には気をつ
かわれている方が多いのでないでしょうか?。通訳翻訳館では冷房温度を25度前後
にして扇風機を併用してます。この方法ですと冷え過ぎないので本当に快適。一度た
めしてはどうでしょうか?


<= 投稿募集 =>――――――――――――――――――――――――――――――

■■………………………………………………………………………………………………
■◇「あなたからの投稿を掲載します」
■■………………………………………………………………………………………………

 「通訳翻訳ビジネスレポート」ではメディアが取り上げない通訳翻訳業界の現状を
取り上げ多くの方々と情報共有するべく投稿原稿を幅広く取り上げております。応募
の資格は「通訳翻訳ビジネスレポート」の読者であればどなたでも応募いただけます


 原稿内にはご自身のホームページの表記も認めますが、表記によるトラブルについ
ての責任は一切負いかねますのでご了承ください。なお、応募原稿全てを掲載したい
ところですが編集部が掲載を判断したものに限らせていただきます。

 原稿は下記の体裁でお送りください。掲載の成否は1週間以内に必ずご連絡いたし
ます。採用させていただいた原稿は通訳翻訳館ウェブサイト「投稿コラム」に掲載し
「通訳翻訳ビジネスレポート」メールマガジンにも掲載させていただきます。なお将
来的に「投稿コラム」は出版物として出版する可能性もありますのであらかじめご了
承ください。

 応募原稿体裁―「通訳」または「翻訳」をキーワードに政治・経済・文化などにつ
いてのあなたご自身のご意見を1行全角38字詰め、総字数1000字〜2000字(見出しを
含む)にまとめ、下記アドレスへお送りください。メールアドレスのみの匿名による
応募も受け付けますが会社名、氏名、メールアドレス、ホームページURLの表記を
ご希望の方は記入ください。

 原稿の成否に関するお問い合わせ、及び成否の理由についてのお答えは一切できま
せんのでご承知おきください。お手数ですが、送信メールの件名には必ず「投稿」と
いう文言を記入してください。

 随時募集いたしております、奮ってご応募ください。 
 投稿先メールアドレス:column@ithouse.net


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