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通訳翻訳館


■「学ぶ者の姿」-2005/02/14
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 名誉も金もいらぬ、「花在れバこそ吾も在り」。そういって植物の研究に没頭した植物学者が日本にいた。

 その学者とは、牧野富太郎博士のことだ。牧野博士は94歳で亡くなるその日まで、植物研究に全身全霊をかけた学者だった。
牧野記念庭園の入口
牧野記念館
 その牧野博士が残した植物園が、となり町にある。昨年、練馬区がつくった一枚のパンフレットを読んで「牧野記念庭園」が近くにあることを知った。

 ながいこと練馬に住んいるが、牧野博士のこと、牧野博士の偉業、牧野博士の庭園のことなど知らなかった。
 だから「記念庭園」なるものが、なぜとなりの町にあるのか、よくわからなかった。とはいえ、行ってみた。後頭部を殴られるような衝撃を受けて帰ってきた。

 博士が残した庭園よりも、博士が書斎兼研究室として使っていた建物に感銘を受けた。真の学者とは何なのか、真の学問とは何なのか、それを見せつけられた。 
植物標本の一部
牧野博士の書斎
 わずか十畳ほどの書斎兼研究室。植物標本や書物が積み上がり、資料の山に埋もれながも研究に取り組んだ博士がいた。

 「牧野記念庭園」は坪数でいうと662坪あり、340種の草木が育てられている。春夏秋冬の花を咲かせ、季節ごとに装いをかえるこの庭園。学ぶ者は、一度は訪園した方がいい。そう思った。
通訳翻訳館 館長
平岩 大樹
プロフィール

 1998年10月、通訳翻訳館の前身となった求人求職マッチングサイト「個人翻訳通訳館」ウェブサイトを立ち上げる。2000年に同サイトを通訳翻訳館に名称変更し「通訳」と「翻訳」に特化した求人求職マッチングサイトを開設。現在、通訳翻訳分野における「求人と求職のミスマッチ解消」を使命とし通訳翻訳館を運営している。






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