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通訳翻訳館


■「神話を蘇らせる」-2006/07/21
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 2005年の年末、岡本太郎記念館にいって『明日の神話』のことを知った。

 岡本が手がけた巨大壁画『明日の神話』がメキシコの資材置き場でみつかり、劣悪な環境下で長期間放置されていたのだと。
明日の神話
明日の神話
 壁画修復にかかる修復費用が足りず、記念館には『明日の神話』のための小さな募金箱が置かれていた。

 だいたい、どこの募金箱もたいした額のお金が入って
いないものだが、ここの募金箱だけは違った。
 募金箱の上には修復中の『明日の神話』の写真があり、岡本の作品に「何か」を感じとって来館した者は募金せずにはいられなかった。

 『明日の神話』という巨大作品の前で岡本のパワーを全身で浴びてみたい、巨大な壁画作品をとうして岡本と向き合ってみたい、そう思った来館者が多かったのだろう。
明日の神話
募金箱
 ただ、修復がいつ頃になるのかまったく書かれていなかった。まさか、これほど早く修復が完了するとは。

 募金箱にはこう書いてあった「皆さんの力のひとつひとつが作品を蘇らせる原動力となります」と。
通訳翻訳館 館長
平岩 大樹
プロフィール

 1998年10月、通訳翻訳館の前身となった求人求職マッチングサイト「個人翻訳通訳館」ウェブサイトを立ち上げる。2000年に同サイトを通訳翻訳館に名称変更し「通訳」と「翻訳」に特化した求人求職マッチングサイトを開設。現在、通訳翻訳分野における「求人と求職のミスマッチ解消」を使命とし通訳翻訳館を運営している。






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